スーモカウンターと住宅展示場、どちらに行くべき?元ハウスメーカー営業が教える失敗しない順番

SUUMOカウンター

「家づくりを始めたいけど、まずは住宅展示場?それともスーモカウンター?」

こんにちは、けいじです。ハウスメーカーで10年間営業をして、展示場でお客さまを迎える側にいました。3年前に自分の家を建てたときは、展示場を客として回り、スーモカウンターも使いました。

両方を経験した立場から、それぞれのメリット・デメリットと、失敗しにくい使い分けの順番をまとめます。

結論:最初はスーモカウンター、イメージを固めるのに展示場

先に結論です。家づくりの最初の一歩は、スーモカウンターで予算と候補の会社を整理するのがおすすめです。そのうえで、しぼった会社のモデルハウスを展示場で見る。この順番がいちばんムダがありません。

スーモカウンター 住宅展示場
向いている段階 家づくりの最初(何から始めればいいかわからない) 候補の会社がしぼれてきたとき
わかること 予算の考え方、条件に合う会社、家づくりの流れ 実物の広さ・素材・雰囲気、その会社の特徴
立場 特定の会社に属さない相談窓口 各ハウスメーカーの営業さん
くらべやすさ 複数社をまとめて整理できる 1社ずつ話を聞く(1日に2〜3棟が目安)
費用 無料 無料

住宅展示場のメリット

実物の家を体感できる

広さや天井の高さ、素材の質感、光の入り方は、カタログや写真ではわかりにくいもの。実物を見て、さわって確かめられるのは展示場ならではです。

家事動線や暮らし方をイメージしやすい

キッチンから洗面所までの距離、収納の使い勝手など、図面だけでは想像しにくい動きを体で確かめられます。

その会社のことを直接聞ける

構造や断熱、保証など、その会社の家について詳しい営業さんにその場で質問できます。

住宅展示場のデメリット

モデルハウスは立派すぎる

モデルハウスは、一般的な家よりも広く、設備や内装もオプションたっぷりで建てられていることが多いです。元営業の私でも、客として見ると「いいな」と感じてしまいました。「この中で標準仕様はどれですか?」と聞いて、標準との差を確認しましょう。

1日に回れる数が少ない

アンケート記入、見学、説明と進むと、じっくり見れば1棟で1時間前後かかることも。1日に回れるのは2〜3棟くらいが現実的です。

最初に対応した営業さんが担当になりやすい

多くの会社では、展示場で最初に接客した営業さんが、そのまま担当になることが多いです。家づくりは担当との相性がとても大事なので、ここは知っておきたいポイントです。

見学後に連絡が来ることがある

アンケートに連絡先を書くと、イベントの案内や営業の電話が来ることがあります。電話が苦手なら、最初に「連絡はメールでお願いします」と伝えておきましょう。

情報が1社目線になりやすい

営業さんは、当然ながら自社の家をすすめます。何も知らない状態で話を聞き続けると、知らないうちに考え方がかたよってしまうことがあります。

スーモカウンターのメリット

「そもそも家を買うべき?」から相談できる

注文住宅にするか、建売やマンションも考えるか、予算はいくらまでなら無理がないか。家を買うかどうかの段階から相談できるのは、展示場にはない強みです。

家づくりの基本を学べる

家づくりの進め方、会社選びのポイント、お金の考え方などの無料講座があります。最初に全体像をつかんでおくと、展示場で話を聞くときにも判断しやすくなります。

条件に合う会社を提案してもらえる

予算や希望を伝えると、条件に合うハウスメーカーや工務店を提案してもらえます。自分では見つけにくい地元の工務店が候補に入ることもあります。

お断り・担当変更を代わりに伝えてもらえる

紹介を受けた会社なら、お断りの連絡や担当変更の依頼を、アドバイザーに代わりに伝えてもらえます。断られる側の気持ちがわかる元営業としても、これは本当に助かる仕組みだと思います。

完成あんしん保証がある

スーモカウンターを通じて契約した人には、建築会社が完成前に倒産した場合に備える「完成あんしん保証」が無料でつきます(保証額には上限があります)。

スーモカウンターのデメリット

紹介されるのは提携している会社だけ

紹介されるのは、スーモカウンターと提携しているハウスメーカー・工務店です。気になる会社が提携していなければ、自分で直接問い合わせることになります。

建物の細かい技術までは聞けない

アドバイザーは家づくりの進め方や会社選びの相談役です。構造や断熱の細かい仕様、具体的な間取りや見積もりは、紹介された建築会社に聞くことになります。

実物の家は見られない

相談窓口なので、モデルハウスのような実物はありません。だからこそ、展示場と組み合わせて使うのがおすすめです。

元営業がすすめる、失敗しにくい順番

  1. スーモカウンターで、予算と希望を整理する
    毎月いくらなら払えるか、ゆずれない条件は何かをはっきりさせます。
  2. 条件に合う会社を3社くらいにしぼる
    提案してもらった会社の中から、気になるところを選びます。
  3. しぼった会社のモデルハウスを、予約して見に行く
    見る会社が決まっているので、1日を有効に使えます。
  4. 同じ条件で見積もりをもらい、総額でくらべる
    本体価格だけでなく、付帯工事や諸費用も入れた総額で判断します。
  5. 合わない会社や担当は、窓口から伝えてもらう

私が展示場から始めて気づいたこと

正直に言うと、私自身は展示場から家づくりを始めました。そして、最初に話を聞いた会社の印象が良くて、「ここでいいかも」と1社目で決めそうになりました。

妻のひと言でほかの会社もくらべることにした結果、同じくらいのグレードの家を、最初の会社より安く建てられる会社が見つかりました。10年間売る側にいた私でさえ、1社目の印象に引っぱられそうになったんです。

このときの話は、こちらの記事にくわしく書いています。
元ハウスメーカー営業が「買う側」になって初めて気づいた7つのこと【体験談】

この経験からも、展示場に行く前に、中立の立場で候補を整理しておくことをおすすめしています。

➡ スーモカウンターで無料相談を予約する(予約1分・完全無料)

まとめ

  • スーモカウンター:家づくりの最初に、予算と候補の会社を整理する場所
  • 住宅展示場:しぼった会社の家を、実物で確かめる場所
  • 展示場はモデルハウスが立派すぎる・1日2〜3棟が目安・最初の営業さんが担当になりやすい
  • スーモカウンターは提携会社のみの紹介。実物は展示場で確認する
  • おすすめの順番は「窓口で整理 → 3社にしぼる → 展示場 → 総額でくらべる」

どちらか一方ではなく、順番を意識して両方を使うのが、後悔しない家づくりの近道です。

あわせて読みたい

この記事を書いた人
けいじ|元ハウスメーカー営業×施主

埼玉在住。ハウスメーカーで10年間営業をしたあと、3年前に自分で家を建てました(妻と娘2人)。売る側と買う側の両方を経験したからこそ伝えられる、後悔しない家づくりのコツを発信しています。

けいじ|元ハウスメーカー営業×施主をフォローする

※本記事の情報は2026年10月時点のものです。サービス内容は変更になる場合があります。最新情報はスーモカウンター公式サイトでご確認ください。当サイトにはプロモーションが含まれます。

タイトルとURLをコピーしました