注文住宅に決めた理由はとにかく構造が気になったので、できるだけ丈夫な建物を購入したいと思ったからなのです。壁体力だけを見てみれば、コンクリート住宅などを選択した方が最も良いと思います。ですが、コンクリート住宅は案外費用もかかりますし、断熱性能を見れば木造住宅の方がずっと良いように思いました。ですから最終的に決めたのがツーバイフォーの住宅だったのです。
誰でも自分の計画した間取りや住宅の使い勝手は、一般的な建売住宅を購入した時よりも満足感が高いと思うのですが、我が家の場合には設置しなかった物も色々とあるために、もう少しこうすればよかったという部分もたくさんあります。吹き抜けが多い間取りなのですが、このおかげでだいぶ冷暖房が隅々まで効いています。その代わりに各部屋のプライバシーが守られていない面も多々ありますので、メリットもありますしデメリットもあったと思います。
ただ、一軒家というのは、夏暑く冬寒いものでもありますので、断熱性能にはかなりこだわりました。次世代基準の性能があると思っていたのですが、第三監理などをお願いしてみると、断熱材の厚みがやや少ない事も発覚してしまい、追加の断熱工事も必要になってしまいました。その分予算も上積みになってしまったのですが、この部分は仕方がないと思っています。
また構造についてですが、ツーバイフォーは他の建築方法と比べても素人でもわかりやすいシステムとなっていますので、必要な部分に必要な材料が使われており、さらに必要な釘の種類や釘打ちのピッチを正確に行われていれば、構造自体は全く無問題なので点検する時にも比較的楽でした。希望通りに夏も暑く無いですし、冬も暖かいので、その点では良かったと思いますし、少々リフォームをすればさらに住みやすくなると思いますので満足しています。