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注文住宅失敗談

新築キッチンにおける失敗の共通点

新築キッチンでは、収納、照明、パントリーの使用によって後悔される方が多いようです。実際に、キッチンは毎日家事を行う必要のあるスペースであり、そう簡単に取り返しがつきにくいという点から、一度失敗をすると、長期間不便なままで使わなければならず、かなり後悔してしまう点でもあります。

なので、今回は、特に失敗をしやすい部分である、収納、照明、パントリーにおける失敗例と、その失敗対策をご紹介したいと思います。

新築キッチンの収納で失敗する

キッチンの収納、と思い浮かべた時にいくつかの理想形を頭に浮かべられる方は非常に多いと思います。壁一面の収納スペース。レンジ台を気にしない収納スペースなどなど、非常に憧れの強いものだと思います。
ですが、実際にそれらのキッチン収納を使ってみたという人達の中には、かなりの失敗談が寄せられているようです。

まず、高い位置に収納を置いた場合には、出すのも面倒になり、使わないものだけを入れるスペースになってしまうこと。壁面スライド形式の収納は、いちいち全てを出さなければ使えない。壁一面の収納スースは、ダストボックス用のスペースやちょっとした備蓄をするスペースが無くて使い辛い。などなどです。

特に壁面の収納はすっきりとした空間を作れることから、強いあこがれを抱くようですが、実際に使うには、全てを取り出す作業が増えてしまうので、何とも使い辛いもののようです。見た目ばかりに気を取られて、実用性という部分を大きく見落としてしまっているための失敗だと言えますね。

新築キッチンの照明で失敗する

キッチンに立つ際には、照明の位置と作業スペースをしっかりと考える必要がありますが、新築住宅を建てる際にこれらを全く考えない方も多いようです。
特に多いのが、省エネ対策でLED照明を使用する、おしゃれなライティングを作り上げて、ダイニングを対面にしてすっきりさせようとする、などが挙げられます。

これらも、上述した 収納と同じように実用性よりも見た目の印象を優先した選び方をしてしまっていると言えます。
そうすると、以下のような失敗が見られます。

LED照明ではキッチンに思ったほど光が当たらない。収納の商品を懐中電灯やダイニングの照明を使わないと探せなくなる。水回りの照明を無くして後悔する、などなどです。
照明もまた、実用性を意識しなければ、とにかくキッチンが使い辛くなってしまうだけだと指摘できます。照明はついついインテリア要素として考えてしまいますが、それでは上記に挙げたような後悔ばかりが残るようになり、いいことがちっともありませんね。

もしも、モデルルームに行く際には、照明と日照条件をしっかりと確認しながら、明るくて作業のし易いキッチンを作るようにすることがおすすめだと言えるでしょう。

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パントリーで失敗する

パントリーの使用は、実は新築一戸建て住宅を購入後、最も後悔する要素だと言われています。
何と言っても一番多いのが、臭いの失敗談。パントリーは換気システムが無いために、臭いがこもり易く、しかもキッチンにあるわけですから、嫌な臭いばかりがこもってしまうようです。

その上、実際に使う機会がほとんどない、冷気も暖気も逃げて食品の痛みが心配になる、子供の遊び場にされてしまう、などなどこちらもほとんどいいことがありませんね。
なぜ、このような事態に陥ってしまうのかと言えば、他ならぬ、私たちがこれまで使用したことが無いからですね。こちらも憧れによって作ってしまうもので、実用性はなくはありませんが、どうやって使えばいいのかが分からない人が使用すれば宝の持ち腐れ以外のなにものでもありません。

なので、余分なスペースになるだけですので、パントリーの設置は非常に後悔の多い、失敗談を作るだけの余計なものになってしまうのが、ほとんどなようです。

失敗しないためのキッチンの作り方はどのようなものか

では、失敗をしないためのキッチンスペースとは、どのようなものなのでしょうか。または、どのような事を大切に考えればいいのでしょうか。
まず、一つ目に考えることは自分の今のキッチンスペースの内容を整理することです。

実際に行っている方は、モデルハウスで自分たちが採用するキッチンの各設備の奥行寸法測定を行っているかと思いますが、そのようにして、奥行きを計り、幅のイメージがどのくらい必要かをイメージするのです。
そして、自身の家に帰った時に、収納スペースの奥行などを再度確認すると、パントリーなどの収納が必要になる、ということはほとんどあり得ない、と言うことが分かるでしょう。

なので、奥行きを調べて何が必要なのか、ということを再確認するという作業をしなければならない、と言うことが失敗をしないためのキッチン作りでまず必要なものだと言えますね。
そして、二つ目は、キッチン内の動線で動きやすい幅と明るさを確認することです。

これまでにも挙げてきた通り、憧れのキッチンを作ろうとしたときに見落としてしまいがちなのが「実用性」です。
これを見落とさないためにも、自分の行動し易い歩数や、照明の明るさをしっかりと確認しておくようにする必要があると言えます。

特に、自分の動きを動線にイメージをすると、物を取ったりする際の動きやすい高さ、自分の振り返ってからの欲しいスペースの奥行、キッチンの照明の必要な明るさ、冷蔵庫の位置などの、生活に密着したキッチンのイメージを作ることができるのです。

そのような考え方の中で、おしゃれなダイニングなどが必要に場合もありますが、決して、この考え方の逆を行かないようには注意をしなければならないと言えるでしょう。
おしゃれなものを第一にせずに、実用性を第一にする、これこそがキッチン作りで失敗しない考え方だと言えるでしょう。

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