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注文住宅相談

注文住宅の無理ない予算のたて方は?

注文住宅の購入で失敗しないためには。無理のない資金計画をたてることが大切です。
どんな家が建てられるかは予算によって大きく変わります。また、どんなに良い家を建ててもその後のローン返済に苦しむようでは家造りに成功したとはいえません。

住宅購入の予算を考える際は、大体どのくらいという決め方ではなく、収入と返済額のバランスから考えることが重要です。住宅ローンの返済は長期に渡ることが多いため、匙加減を誤るとその後人生に大きな悪影響を及ぼします。

今回は、注文住宅の平均価格や購入者の平均年収をみながら、無理のない予算のたて方について考えていきます。

注文住宅の予算のイメージ

注文住宅にかける予算のイメージとしては、3000万円台、2000万円台と考える人が非常に多いです。今の年収から考えて、住宅にお金をかけるならこのぐらいまでと、考える人が多いのでしょう。

しかし実際に、国土交通省が2015年に調査したデータでは、住宅購入に全国平均で4,176万円かかっています。イメージする金額と実際にかかる費用にギャップがあるのは、住宅価格を想像しているのか、住宅購入にかかる費用を想像しているのかの違いがあるためです。まず、国交省のデータには土地購入資金も含まれていることが挙げられます。注文住宅の予算というと、まず建物にかけられる金額だけを考えてしまう人が多いです。国交省のデータでも、住宅の建築費用だけに限れば平均2,981万円です。

注文住宅を建てるためには、当然土地も必要になります。土地がない場合、土地購入についても考えなくてはなりません。また、土地・建物以外にも様々な諸費用が発生します。
想像しているよりも注文住宅にはお金がかかり、住宅価格以外に考えなくてはならないこともたくさんあります。失敗しない家造りのためには、しっかりと資金計画を練ることが重要になります。

注文住宅を購入した人の平均年収は?

実際に注文住宅を建てた人の年収はどのぐらいなのでしょうか。
国土交通省の2住宅市場動向調査(2017年)によると、平均世帯年収は659万円です。年齢は30代が5割を占めています。平均年収は対象を三大都市に絞るともう少し高くなり、697万円になります。地方に比べ都市部は土地の価格も住宅の建設にかかる費用も高いため、より多くの年収が必要になることが分かります。

住宅購入にかかった費用の平均は4,176万円で、そのうち住宅ローンが2,647万円、自己資金が1,529万円です。住宅購入にかかる費用のうち、2割は自己資金が望ましいといわれていますが、国交省のデータでは36%が自己資金となっています。一般的にいわれているよりも余裕を持って住宅を購入している人が多いことが分かります。

予算は年収から考えて良い?

一般的に、注文住宅の予算について「年収の5倍が目安」といわれています。
完全に間違いではありませんが、これを鵜呑みにするのは危険です。

年収400万円の場合と、年収800万円の場合ではローンの負担が違うためです。
年収が低いほど収入に対して生活費が占める割合が高く、年収が高ければ生活費の割合は低くなります。年収が異なるにも関わらず、同じように年収の5倍で予算を決めてしまうと、毎月の返済が困難になってしまう可能性があります。
年収の5倍がちょうどいい人もいますが、それでは負担が大きすぎる人もいます。

無理のない予算の考え方は?

では、無理なく予算をたてるにはどうしたら良いのでしょうか。

方法の一つは、同じぐらいの年収の人を参考にすることです。
例えば、2015年度のフラット35の調査によると、借入金額は年収の6.1倍が平均です。家を建てた人の平均年収が659万円ですから、それに6.1をかけると約4020万円になります。

毎月の出費ベースで借入額を決めるのも一つの手です。毎月いくらなら住宅ローンに払えるか決め、そこから借入金額を逆算するというものです。毎月の返済額については、今の家賃を参考にしても良いでしょう。

借入金額が決まったら、それに自己資金を足した金額が予算になります。

注意したいのが、予算が全て住宅にかけられる金額にはならないということです。
注文住宅を購入する際には、土地や建物にかかるのとは別に、様々な諸費用がかかります。ケースによりますが、諸費用として150万円から200万円ほど必要になります。土地と建物にかける金額を考える祭は、この諸費用を忘れないようにしましょう。

無理のない予算から無理のない資金計画を

注文住宅は決して安い買い物ではありません。
万が一資金計画に失敗してしまうと、その後の人生に大きな影響を及ぼすことになってしまいます。

失敗のない資金計画をたてるためには、まず予算を決めることが大切です。
住宅ローンはどの程度借りられるのか、自己資金はいくら用意できるのかをしっかり確認できれば、土地や住宅にどれだけお金をかけられるのかが具体的に分かるようになります。
予算が決まれば、住宅のイメージも湧きやすくなり、家造りもぐっと進めやすくなります。

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