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間取り

スモールハウスのススメ

「スモールハウス」という住宅のことを聞いたことはありますか?

スモールハウスとはその名の通り小さな住宅で、生活に必要最低限の機能を備えた家です。

「良い住宅」というと広くて立派な住宅を思い浮かべる人も多いのですが、最近では無駄のないシンプルな暮らしができるスモールハウスが注目されるようになっています。

今回は、スモールハウスの魅力についてご紹介します。

 

◯スモールハウスとは

タイニーハウスや狭小住宅と呼ばれたり、単純に小屋と呼ばれたりすることもあります。

スモールハウスにあるのは生活に必要なスペースと機能だけで、それ以外のものは削ぎ落とされた、非常にシンプルな住宅です。

広い住宅や豪邸に憧れる人はたくさんいますが、広い部屋がたくさんあって、最新の立派な設備を取り揃えている住宅ばかりが良い家とは限りません。

スモールハウス最大のメリットはやはりコストです。

建物が小さければ、当然建築費は少なくなります。必要な土地も小さなもので大丈夫です。特に都市部では十分な広さの土地を見つけるのは大変です。たとえ見つかったとしても、目が飛び出るような価格のこともあります。

しかしスモールハウスであれば小さな土地でも快適に生活ができます。

また、小さな家というと窮屈で暮らしにくいというイメージを抱かれやすいのですが、生活のしやすさや圧迫感は間取りやデザインの工夫で解決できます。

部屋数が少なく機能を絞ったスモールハウスでは思い切った間取りを採用しやすく、他の住宅にはない個性的で住みよい住まいを実現できます。

◯スモールハウスとミニ開発の違い

スモールハウスの魅力について語る前に、ミニ開発とスモールハウスの違いについてお話しましょう。

ミニ開発というのは都市部でよく見られる狭小建売住宅に対する呼び名です。

同じような見た目の小さな家が狭い土地にぎゅうぎゅうに並んでいるのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。家と家の間隔も狭く、圧迫感が強いです。

こうした狭小建売住宅は普通の家をそのまま縮小したような造りであることが多く、部屋数はあるものの、どの部屋も狭くて使いにくいです。無理をしてこうした狭小住宅に住むよりは、アパートやマンションに住んだほうが快適でしょう。

しかし、スモールハウスはこうした狭小建売住宅とは違います。部屋数や機能は絞られていますが、その分一つひとつの部屋のスパースは確保されており、居心地よく暮らせるように工夫されています。

また誰でも住みやすい無難な家となる建売住宅と違い、その家に住む人に合わせて設計されます。

◯スモールハウスのメリット1:家を買いやすい

住宅というのは高価な買い物で、一生に一度あるかないかというビッグイベントです。自分の住まいを手に入れたいと思っても、お金がなくてなかなか手がでないという人も多いです。

しかし、低価格なスモールハウスであればマイホームはぐっと身近なものになります。

小さな家は建築費用も安く、広い土地も必要としません。土地を探すのも買うのもずっと楽になります。必要最低限の住宅は安いだけでなくコストパフォーマンスも抜群です。

スモールハウスの相場は1000万円程度から高くても2000万円ほどです。

建築家に依頼したこだわりのスモールハウスを建てたとしても分譲マンションを購入するのと同じぐらいの費用ですみます。小規模なスモールハウスの中には数百万円で購入できるものもあります

これに土地代を加えたものがスモールハウスを手に入れるのに必要な資金になります。

低価格な住宅は手に入れやすいだけでなくリスクも低いです。住宅ローンの借入額が少なければ、毎月の暮らしも万が一の時の対応もやりやすくなります。

災害や事故などで家に損害があった場合も、スモールハウスなら最低限の損失ですみます。

家にかけるお金が少なければ、浮いたお金で生活を豊かにすることができます。

無理な住宅ローンを組んで毎月の家計が逼迫するよりも、住宅にかける費用は最低限に抑え、日々の生活に使用できるお金を増やしたほうが豊かな人生をおくれるかもしれません。

◯スモールハウスのメリット2:都市生活との相性が良い

スモールハウスと都市の相性が良いのは土地問題だけではありません。

都市部での生活は広い住宅を必要としません。家族の人数が少なく、夫婦だけの世帯や一人暮らしの世帯も多いです。親戚が泊まりに来ることも、人が集まることもそうありません。

来客に備えた予備のスペースは都市部の住宅に必要ありません。必要になったら宿泊施設やレンタルスペースなどを活用すれば良いだけの話です。

都市部であればそうしたサービスも豊富で選択肢も多いです。

部屋だけでなく、機能の面でも同じことがいえます。普段使わないものにお金をかけて家に備えておく必要はありません。

必要に応じて借りたり、サービスを利用したりすればよいのです。

◯スモールハウスのメリット3:メンテナンスが楽

広い家はメンテナンスが大変です。

掃除は週に何度も必要になる面倒な家事です。掃除する面積が抑えられれば掃除の時間も手間もぐっと減らせます。

狭い家はものをたくさんおくことができないため、片付けや整理整頓も楽になります。

日々の片付けや清掃の時間を節約できれば、その分の時間を自由に使えます。

住宅そのもののメンテナンスも楽になります。

外壁や屋根を塗り替えたり張り替えたりするのには意外とお金がかかります。

しかし、小さい住宅であれば壁の面積も屋根の面積も狭く、メンテナンスや修繕の費用も節約できます。

設備も必要最低限のものしかおかないため、交換や修理にかかる費用も少なくなります。

◯スモールハウスのメリット4:無駄遣いを減らせる

狭い家は収納が少なく、たくさんのものをおくことはできません。

スモールハウスで生活すれば、買い物をする時に「本当に必要かどうか」を考えるくせが自然に身につくようになります。

その結果無駄遣いが減り、生活にゆとりがでたり、貯金がしやすくなったりします。

趣味の道具などスペースをとるものなどは、レンタル倉庫などを活用するのも選択肢です。自分で道具を所有せず、借りるという手もあります。

◯スモールハウスのメリット5:手が届く安心感

狭い空間に安心感を覚える人もいれば、不安を覚える人もいます。

秘密基地や押し入れの中のような狭い空間に安心感を覚える人なら、スモールハウスでの暮らしは安心感のある快適なものになるでしょう。

間取りを工夫すれば適度な狭さと開放感を両立することも可能です。

◯スモールハウスで家をもっと身近に

良い家は広くて立派な住宅で、そして非常に高価なものだというイメージにとらわれている人は少なくありません。

しかし、豪華で物がたくさんあれば豊かであるという時代はもう過去のものです。

スモールハウスは生活に必要最低限の要素だけを備えた住宅です。小さな家は手が届きやすいだけでなく、生活をより豊かにする可能性を秘めています。

過去の固定観念にとらわれず、スモールハウスをふくめた色々な住宅のカタチを選択肢に入れて家造りを進めていきましょう。

◯yadokari

日本でスモールハウスといえばyadokariというブランドです。

yadokariでは住宅がもっと気軽で身近な存在になるようにスモールハウスの普及を進めています。

yadokariではスモールハウスについての情報発信も積極的におこなっているため、スモールハウスがきになった人は一度公式サイトを見てみるとよいでしょう。

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